当院は月に一度、矯正歯科医・土川先生に来ていただき、矯正歯科治療を行っております。
これにより、歯並びの改善に対してのアドバイスと矯正治療をお受けいただけるだけでなく、治療前や途中の虫歯や歯周病などの一般治療も同時に院内で受けられるメリットがあります。
子どもから大人まで
子どもの歯並び(小児矯正)
▲子どもの歯列矯正
基本的に永久歯にる11~12歳ごろから始めますが、少しでも心配であれば、いち早く受診することをおススメいたします。日本矯正歯科学会では、何も問題がなくても「7歳」ごろまでに、1回検診することを推奨しています。
⇒子どもの矯正についてはこちらをご覧ください。
大人の歯並び(成人矯正)
▲大人の矯正
また大人でも矯正治療は可能です。歯周病の重度の方以外でしたら50歳でも出来ます。歯並びが不正ですと、虫歯や歯周病のリスクが高くなりますので、見た目など審美的に気にならない方でも、歯の健康をお考えでしたら矯正治療をお勧めいたします。
⇒成人矯正についてはこちらをご覧ください。
装置の種類
矯正治療に使われる装置は幾つか種類があり、それぞれに特色があります。当院では、患者様の症状、お仕事、生活パターン等をうかがいながら、最良のご提案ができるように心がけております。
メタルブラケット
最も一般的な矯正装置です。頑丈で安価なことがメリットですが、審美的にはどうしてもメタル部分が見えてしまいます。
リンガルブラケット
歯の裏側に装着する矯正装置です。金具部分は歯の裏側に隠れるため、審美的には有効な手段です。
デメリットとしては、舌に金具が当たるので多少不快感があります。
セラミックブラケット
基本的な構造はメタルブラケットと同様で、歯に接触する部分が金具ではなく、白いセラミックで構成されています。
審美的にもメタルより良くなりますが、費用が高くなってしまいます。
矯正費用(税別表記)
相談・診断
初診相談料 | 無料 |
---|---|
資料作成・診断料(セファロ分析あり) | 50,000円 |
基本料金
乳歯列期 | 拡大床 | 35,000円 |
---|---|---|
前処置用マウスピース型装置 | 35,000円 | |
混合歯列期 | 1次治療(萌出誘導) | 350,000円 |
2次治療(ブラケット治療) | 350,000円 | |
前歯のみの反対咬合治療 | 100,000円 | |
永久歯列期 | 頬側歯列矯正(メタルブラケット) | 700,000円 |
マウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザライン) | 800,000円 |
- ※インビザラインは完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
- ※インビザラインは厚生労働省の薬事承認された医療機器ではなく雑品扱いとなります
オプション
舌側歯列矯正 上顎のみ | +300,000円 |
---|---|
舌側歯列矯正 上下額 | +500,000円 |
審美ブラケット(セラミック製) | +100,000円 |
MTM(部分矯正)装置装着1歯につき | 30,000円/1歯 |
処置・保定など
通常 処置料 | 3,000円 |
---|---|
舌側 処置料 | 5,000円 |
保定料 | 2,000円 |
矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について
矯正歯科治療は、ワイヤーやブラケット、マウスピースなどの矯正装置を歯に装着し、装置を交換・調整しながら歯牙の移動を促し、歯並びや咬み合わせを改善する治療方法です。矯正歯科治療は自費診療となり健康保険対象外です。
- 最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間~1、2 週間で慣れることが多いです。
- 歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
- 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
- 治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けたりすることが重要です。また、歯が動くと隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。
- 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がることがあります。
- ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
- ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
- 治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
- 治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
- 様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
- 歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
- 矯正装置を誤飲する可能性があります。
- 装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
- 装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
- 装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす可能性があります。
- あごの成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。
- 治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えている骨がやせるとかみ合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることがあります。
- 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。
- ※インビザラインは完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。